汚染され易い箇所とその対策って?
食品工場や厨房などで ATP 等でのふき取り検査で汚染が激しい箇所は冷蔵庫の取っ手です。ドアは重いのでしっかりと握って開けます。多くの人が入れ替わり立ち代わり汚染をし続けることになります。
その他には、ドアノブ、水道の栓などが挙げられます。
ドアノブは、スプリング式のドアならば取り去って肘で開けるようにします。水道の栓は、肘操作のノブに取り替えることができます。
しかし、冷蔵庫の取っ手は簡単に改善することが出来ません。自動式や足踏み式スイッチに取り替えるのはかなりのコストがかかります。
ですから、しっかりと「冷蔵庫の取っ手は汚染されている」とスタッフ全員が意識を持ち、取っ手を触った後に食品に直接触れないで、必ず手洗いを行なうというルールを設けると良いと思います。