狭い作業環境でも工夫出来る?
日本の場合には作業環境が狭いというところから、壁に作業台や機器を付けてレイアウトしている場合が多いようです。しかし、その場合には壁との隙間に埃が溜まり、カビや虫の発生源になります。そのような環境下で製造している製品は鮮度劣化も早く、下手をすると危害にもなりかねません。
そこで思い切って中央にレイアウトしてみることをおススメします。壁に背を向けて作業できるようにして、作業台を中央に向かい合わせに 2 台置くのも使う面積は変わりません。壁側に何も置物がないと清掃が楽になってドンドンきれいな環境になります。また費用が発生することもあると思いますが、道路と同じように床の中央の部分を高くするかまぼこ型にして、壁側を浅い U 字型排水口にすると、洗浄後に水が壁側に流れて中央部はすぐに乾きます。すると洗浄清掃が楽になって、乾燥も早いのでカビの発生を抑えることが可能です。