低発塵つなぎ服
高度な食品製造工程では、低発塵ユニフォームは欠かせなくなっています。このユニフォームの効果を発揮させる使用方法や着用ルールを皆さんはご存知でしょうか??
効果を上げる方法1……工場に入るまでに危険がいっぱい!
従業員の方々が工場に向かうまでの通勤の際、埃やゴミなどの様々なものが服や頭髪に付着します。当然ですけど……。しかも頭髪は1日に60本程度が抜け替わっていますから、工場に着くまでの間にも何本かは抜けかかっている可能性が高いんです。髪が多いとか少ないとかは関係ありません(笑)
そこで、工場に着いたら粘着ローラーかエアシャワー、もしくは扇風機でこれらを除去します。これで更衣室に入る前に異物をかなり除去出来ますよね!?
効果を上げる方法2……ユニフォームの下の衣類に注意!
毛玉の付着し易いセーターやポケットの多いシャツは、埃やゴミがたまり易く危険です。体毛の多い人のラフな下着やシャツも落下の危険性が高まってしまいます。
個人の衣類に厳しい要求は出来ませんが、危険が衣類となぜ関係あるのかを従業員の方々への教育の一環として説明すると、結果的に安全に寄与する事になります。
効果を上げる方法3……靴下って便利!
実は、今「低発塵ソックス」が多く使われるようになってきました。あまり聞いた事がない人も多いかと思います。
今までは、工場入口→サニタリールームの間もスリッパを使用する工場が非常に多かったと感じます。しかし、スリッパを購入せずに「低発塵ソックス」に変える事で、スリッパが不要で、靴下で廊下を掃除する事にもなりますので、少しずつですが浸透してきています。一度お試しの価値有りです☆